「70歳を最高のコンディションで迎える」ための運動指導と老化の科学

  • スキルアップ
  • 指導者向け
  • 解剖学
  • 10.000円以下

講座:「70歳を最高のコンディションで迎える」ための運動指導と老化の科学

~ 理学療法士が伝える、科学的根拠に基づく身体変化の理解と実践 ~

日時:
2026年 調整中
講師:
永木和載

「人生100年時代」の今、70歳になっても元気に体を動かしたいと考える方が増え、50代、60代から運動を始めるシニア世代も年々増えています。しかし、年齢を重ねた体は若い頃とは違い、個人差も大きいものです。若い人と同じ指導では効果が出ず、ケガにつながることもあります。「元気で動ける70歳」を目指す方をサポートする指導者には、加齢による体の変化とエイジングケアの知識が必要です。

この講座では理学療法士の立場から、「年を取るとは?」「体はどう変わる?」「老化は防げる?」といった疑問に医学的根拠を示して答え、注意すべき年齢や指導上のポイントなど実践的内容も解説します。


講座は全7回。1回目は総論として高齢者の体全体を、
2回目以降は各論として首、背骨、肩、腰、膝、足と部位ごとに学びます。
加齢変化、よくあるトラブル、観察ポイント、運動療法、禁忌事項を各2時間で学習します。


<身につくスキル>
① 老化の生理学を理解し、「動きの観察者」から「変化を導くプロフェッショナル」へ成長する。
② 筋量減少・バランス機能低下・反応時間の遅れ・関節可動域制限などを構造的・科学的に理解する。
③ 「優しくする」「強度を下げる」にとどまらず、どの機能を・どの順序で・どの刺激で回復させるかを判断できる。
④ 加齢変化に合わせた安全で効果的なセッションプログラムを設計できる。
⑤ リハビリテーションの視点をピラティスに統合し、より専門性の高い指導ができる。
⑥ 高齢者、更年期、(術後、慢性痛)など幅広いクライアントに信頼される指導者になれる。
laughシニア世代の運動指導やエイジングケアに関心のある方のご参加をお待ちしています。

【第1回】総論:高齢者の身体を理解する
高齢者指導の基盤となる7つの重要テーマ
1・加齢とは何か
老化の生物学的メカニズム
一次的老化と二次的老化の違い
2.現代の70歳の身体機能
昭和期と現在の比較データ
平均寿命と健康寿命のギャップ
3.高齢者の身体的特徴
神経系の変化(反応時間、バランス機能)
筋骨格系の変化(筋量減少、骨密度低下、関節可動域)
呼吸器系の変化(肺活量、換気機能)
循環器系の変化(心拍出量、血圧調節)
4,老化のコントロール可能性
エビデンスに基づく介入方法
運動、栄養、社会参加の役割
注目される研究トピック
5,トレーニングによる適応
高齢者でも変化する要素(筋力、筋持久力、バランス、柔軟性)
変化しにくい要素(最大心拍数、反応時間の限界)
可塑性と限界の理解
6,老化の進化パターンと予防の節目
老化の多様な進行パターン(直線的/非線形的)ライフステージで考える年代別予防アプローチ
7.高齢者トレーニングの原則
リスク管理の基本
禁忌事項と注意すべき徴候
トレーニング効果を最大化するポイント
個別性の重視
【第2回】頭頚部

【第3回】背骨

【第4回】肩甲帯

【第5回】腰部

【第6回】

【第7回】足部
<受講料>9,000円(早割:8,000円)
早割:〇/〇(〇)までにお申込み・受講料のお支払いをお願いします。
※ クレジット決済のみ適用、振込の場合は対象外とさせていただきます。予めご了承下さい。
※ 8,000円振込していただいた場合は、早割適用にはなりません、また返金はできませんのでご了承ください。半年以内に開催される別ワークショップへの振替受講をご案内させていただきます。
※ セット申込(全7回分)アーカイブ配信28日間 視聴可クレジット決済にて承ります。オンライン参加で承りますが、スタジオ参加も承ります。メールにてご連絡下さい。

現在ご予約可能なワークショップがありません

日程

    • 日程
    • タイトル
    • 場所
    • 時間
    • 持ち物
    • 料金(税込)
講師
永木和載

株式会社リライト 代表取締役/理学療法士

2005年3月、四條畷学園短期大学(現在、「四條畷学園大学」)リハビリテーション学部 理学療法学科卒業。同年4月、理学療法士免許取得。病院にて回復期、慢性期医療における高齢者へのリハビリテーションを経験。2008年より訪問看護ステーションに勤務、在宅生活を支援する訪問リハビリ業務を経験、在宅医療における医療介護連携の重要性を学ぶ。
2011年より、医療専門家を対象とした講演活動を開始。その後、医療専門家のみならず、一般の方や運動指導に携わる専門家を対象とした講演も多数経験する。現在は、講演活動に加え、理学療法士の専門性を活かして複数の企業と連携し、健康商品(寝具、フットケアアイテム等)の監修・開発支援、超音波画像観察装置の普及を目的とした教材開発支援、太極拳のプログラム監修等を行っている。

HP:http://nagaki.online/

ブログ 「からだのホント?.com」
URL:http://karadano-honto.hateblo.jp/about

会員登録/ログイン