- 日時:
- 2020年3月6日(金)12:30-17:30
- 講師:
- 石川沙樹
こんな方におススメ!
・身体が硬い部分があるのにストレッチをしても一向に変化しないクライアントがいるけど、どうすれば改善できるのか?
解決策に悩んでいるような方。
・一般的な肩こりや腰痛、姿勢改善、そして股関節・膝関節などの変形予防へのアプローチ方法を学びたい方
・ご自身の身体の痛みや悩みがある方にもおすすめします
学ぶこと
・筋膜の固さを取り除いて、バランスを整えるピラティスエクササイズを学びます。
・トーマスメイヤー氏の「アナトミートレイン」を参考に学習し、身体の筋・筋膜の繋がりを学びます。
・今回はフォームローラーやバンドを使ったエクササイズをご紹介!すぐにセッションに取り入れることができるようになります
習得できるスキル
・身体のバランスが悪い部分を認識しエクササイズの前にその繋がり全体にアプローチをすることができるようになります。
・身体のバランスが悪い状態でエクササイズを行い、更に悪化させるような事を防ぐことができます。
・クライアントの持つ様々な症状を改善し、セッションの効果を更にアップさせることができるようになります。
そもそも・・・「テンセグリティ(Tensegrity)」って何?
「張力のバランス」という意味で、建設業界で生まれた造語です。
Tension(テンション:張力)
Integrity(インテグリティー:統合)
テンセグリティーを人間の構造で考えると、とても重要なことなのです。
写真のテンセグリティのおもちゃを人間の身体とイメージしてください。各棒(骨)に伸び縮みのするゴム(筋膜)が付いています。ゴム(筋膜)を片方に引っ張ると、棒(骨)は引っ張られて傾きます。このおもちゃ(身体)を構成すべての要素に影響がでます。伸びたり、収縮したり、代償が起きたりします。
人間の身体も同じです。一部が動くと、それに連動して身体全体に何かしら影響がでます。筋膜が引っ張られると骨も動きますし、引っ張られ続けると、それにかかわる骨もずれてしまいます。関節がずれることになります。
長時間のデスクワークなどによる習慣化された姿勢や怪我、アンバランスな体の使い方が続いた場合、筋肉や筋膜が引っ張られ続けて固くなり、張力が落ちて、関節がずれる、痛みがおきる、という現象がおきます。痛みを除く方法の1つが「テンセグリティ(筋膜リリース)ピラティス」です。
プログラム
【前半】(理論&実践)
①テンセグリティとは?筋膜の性質は?
②「アナトミートレイン」のラインを学び(復習し)、それぞれのライン上での代償パターンとアプローチ法
「アナトミートレイン」とは?・・・・「筋筋膜経線・きんきんまくけいせん」のこと。筋肉のラインを示しており、”筋肉のつながり”を表現する考え方をさします。
<主要なライン・例>
1・浅層フロントライン:「頭~骨盤」「骨盤~つま先」の2つ
2・浅層バックライン:2足歩行を可能にする、身体の後ろを通っているライン
3・ラテラルライン:両サイドの左右の動き(ふらつき)を抑制するライン
4・スパイラルライン:前後から身体に巻き付くライン
全身で12のラインがあり、それぞれに役割があります。ライン別によく起きる症状と代償のパターン、アプローチ方法を学びます。
ラインの関係性がわかると普段行っているストレッチやエクササイズの効果も上がりますよ!
【後半】(実践)
・サンプルクラス:今日から実践できるテンセグリティ(筋膜リリース)アプローチ
持ち帰り資料もありますので、ご自身でセッションできるようになります
<対象>
ピラティス資格保有者、養成コース生(マシン資格がなくてもOK)
<持ち物>
筆記用具、動きやすい服装
<受講料>16,000円(早割:15,000円)
早割:2/20(木)までにお支払いください。期日過ぎた場合は、別途差額をお申し受けします。