- 日時:
- 2021/1/31(日) 10:00〜16:00
- 講師:
- 波田野征美
間違った筋トレは「コリ」や「痛み」を増やす!身体の不調を抜本的解決できる方法が学べる解剖学生まれの「筋・筋膜リリース(はがし)」講座。
近年注目される「筋・筋膜」トリガーポイントへのアプローチを学ぶ講座です。解剖学を基にし、「頭頚部痛」「肩・上肢」「腰下痛」「下肢・膝痛」と各回テーマに沿って学んでいきます。
治らないと諦めていらした患者さまへの施術が劇的に変わることをお約束します。
パーソナルに少し取り入れるだけでもクライアントの満足度は向上するでしょう。毎回好評のワークショップです!ぜひご参加ください。
筋膜とは?
筋膜は筋肉を包む膜で、全身の筋肉をボディースーツのように包み込んでいます。同時に筋肉の中にも入り込んでいるため、第二の骨格とも言える重要な存在です。長い時間同じ姿勢をとったり、筋肉を使いすぎたりすると、筋肉がギュッとがんばってしまい、その上にある筋膜も硬くなります。筋膜自身はコラーゲンでできており、85%が水分です。
その水分の枯渇やストレス、同じ姿勢での長時間作業(パソコンやデスクワークなど)、筋肉の柔軟性の低下などにより、筋膜同士が癒着してしまい、筋肉自体の動きを阻害してしまいます。
また筋膜に機能障害が起きると筋膜は水分を失い柔軟性がなくなり、引っ張られたような窮屈な状態になります。水分を失い柔軟性をなくした筋膜はトリガーポイントと呼ばれ、痛みを誘発するポイントとなります。
筋膜の役割とは?
筋膜には様々な重要な役割があります。
- 筋膜には筋肉を保護する作用、筋収縮時の滑りを助ける作用、血管や神経、リンパ管を支えて通過させる機能を持つ。
- 各組織を包み込み、組織と組織の間に仕切りをつくり分けると同時に結びつけ、体の姿勢を保つ役割を持つ。
- 組織同士がこすれあうことで生じる摩擦から保護する。
- 筋膜は、筋線維を包んでいる3つ(筋外膜、筋周膜、筋内膜)に構成された構造から、筋線維の動きや支え、力の伝達を行う。
トリガーポイントとは?
トリガーポイントは筋膜、筋肉の中で炎症や怪我の引き金になるポイントです。それ自体が痛みを誘発する痛みの原因にもなりますが、機械的に連結する部位への過負荷により新たなトリガーポイントを生む原因にもなります。
トリガーポイントの発生部位はそれぞれ繊維方向の違う筋膜の癒合点であることが多く、それらの点は東洋の経穴(けいけつ・一般的には、ツボと呼ばれている)とも類似しているとされています。
筋肉リリースとは?
筋肉がスムーズに動くためには、筋膜の滑りの良さが必要です。筋膜を柔らかくし滑りを良くして、解きほぐすことを「筋膜リリース」と言います。筋膜リリースを行うことにより、筋肉の柔軟性を引き出し、関節の可動域を拡大します。
筋膜リリースとは、筋膜の委縮・癒着を引き剥がしたり、引き離したり、こすったりすることで、正常な状態に戻すことを言います。ねじれてよじれた筋膜をじっくりほぐして軟らかくし、それが全身につながって、肩凝りや腰痛など様々な場所に波及して良い効果を及ぼすのです。
従来は、手のひらでこするようにマッサージし、筋膜リリースを行なっていましたが、この方法は、抜本的解決にはなっておらず、翌日には戻ってしまいます。またマッサージにも高度な技術が必要で、時間もかかるものでした。しかも、筋肉本体は一時的に柔軟性を取り戻しても、筋膜の柔軟性がなければ、時間の経過とともに再び筋膜、筋肉は、萎縮してしまうのです。
筋膜組織の機能回復を図るためには、物理的に圧迫・刺激を加え、筋膜の乱れを取り除くことが必要であり、トリガーポイントという道具を使用して行うのがとても有効的です。
<トリガーポイントによる筋膜リリースの効果>
- 身体の動きの硬さや肩や首の凝り感の解消
- 腰痛、むくみ、バストアップなどの改善
- 身体のバランス調整、
- 身体の疲労感の軽減
- セルフコンディショニングとして活用が可能
- 柔軟性の向上
- 可動域の拡大
- 痛みの減少
- ライフスタイル全般での体の動きを向上
<こんな方にオススメ>
- 身体のコリを無くしたい方
- 身体の柔軟性向上させたい方
- パフォーマンスを向上させたい人
- 健康な体を手に入れたい人
・下記の職業の方にもオススメです。
#看護師 #理学療法士 #作業療法士 #言語聴覚士 #介護職
(<分野>#臨床看護 #診療・診察技術 #リハビリテーション #臨床看護 #その他#トリガー)
<料金>
・1回:13,800円
<テーマ日時>
下肢・膝痛 2021年1月31日(日) 10:00〜16:00
- 会場:ZPA zen place academy 五反田セミナールーム 2
<ZPA zen place academy 五反田セミナールーム 2>
※五反田にはスタジオが2つございます。ご注意ください。